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MyStorage、投資ファンドEMIAとのケーススタディを公開:AIが営業チームの頼れる戦力に

目次
MyStorageと投資ファンドEmerging Markets Investment Advisers(EMIA)は、ケーススタディ「チャットボットを超えて:AIが営業チームの一部になるとき」を発表しました。この報告書は、STOW AIアシスタントが初回応答時間を3分40秒から42秒に短縮し、成約率を約4%から約7%に引き上げたことを記録しています。2026年10月に公開された報告書は、MyStorageがベトナムのセルフストレージを切り拓いたスタートアップから、営業プロセス全体に人工知能を取り入れた企業へ成長したことを示しています。
全文レポートはこちら:MyStorageのLinkedInでケーススタディ全文を読む。
1. セルフストレージ業界が直面する現実の課題から始まった
ベトナムのセルフストレージ業界には2つの大きなボトルネックがあります。お客様は持ち物を立方メートルに換算することに慣れておらず、あらゆるチャネルで複数言語の即時対応を期待する一方、新しい施設を開くたびに人件費が増えることです。
お客様は立方メートル(CBM)で考えない
- ニーズの伝え方の違い: お客様は、自分に2 m³が必要なのか8 m³が必要なのかをほとんど知りません。代わりにソファ1つ、段ボール20箱、自転車2台、2ベッドルームのアパートの荷物一式といった日常的なイメージで考えます
- 長く何段階にもわたる相談プロセス: 以前は営業チームが、荷物の数を把握し、面積を見積もり、空き区画を確認し、料金を案内し、注文を追跡するために何度もやり取りする必要があり、応答時間が延びていました

2. STOW:AIアシスタントが営業チームの一員になるまで
STOWは、MyStorageのエンジニア3名が自社開発したAIアシスタントで、倉庫管理システム、空き区画データ、カスタマーケアの業務フローと直接つながっているため、持ち物を容積に換算し、料金を案内し、予約を処理し、必要なときは会話をスタッフに引き継げます。
少人数の技術チームによる自社開発
- 社内でソリューションを構築: MyStorageのエンジニア3名からなる少人数の技術チームが、セルフストレージ特有の購入の流れに合わせてSTOWバーチャルアシスタントを直接開発しました
- 商業プロセスへの深い統合: STOWは、会社の倉庫管理システム、空き区画データ、実際のカスタマーケアの業務フローと直接つながっています
質問に答えるだけでなく自ら行動するアシスタント
MyStorageのCEO兼創業者であるAric Austin氏は次のように強調します。
「AIの本当の価値は、何を話せるかではなく、何ができるかにあります。STOWは単に質問に答える段階から、お客様のニーズを理解し、適切な提案をし、自ら行動する段階へと進化しました。これは、私たちが技術をどう捉えるかという根本的な転換です。」
STOWは主に4種類の仕事を担います。
- 持ち物を容積に翻訳: STOWは、お客様が挙げた物品リストを自動で分析し、最適な区画容量に換算します。AI Size Estimatorツールで自分で見積もってみることもできます
- 予約の自動処理: STOWは手続きを終えていない見込み客を自らフォローし、スタッフが手作業で介入しなくてもシステム上の予約情報を直接修正・更新します
- 人へのスムーズな引き継ぎ(ヒューマンハンドオーバー): システムは4言語に対応し、特別な交渉の依頼や複雑な状況が生じたとき、またはお客様が人と直接話したいときに、会話をスタッフに引き継ぎます
3. 数字が語る成果と実際の顧客体験
2026年第2四半期に、STOWは初回応答時間を3分40秒から42秒に短縮し、送信した返信の56%を自動で生成し、毎月89時間の手作業を削減し、注文の成約率を約4%から約7%に引き上げました。
初回応答時間が42秒に短縮
- 3分40秒から42秒へ: 相談リクエストに対する初回応答時間の中央値が1分未満になり、お客様は借りたい気持ちが最も高いタイミングでサポートを受けられます
自動返信56%、89時間の削減、成約率は約7%に上昇
- 毎月89時間の手作業を創出: 送信メッセージ1件あたり平均約3分の削減と、毎月約1,784件の自動メッセージを基準に、チームは毎月ほぼ90時間を、法人のお客様対応、物流の調整、現地調査といった付加価値の高い業務に充てられるようになりました
- 注文の成約率は約7%に上昇: 成約に至った割合は約7%に達し、前年の完全な手作業のやり取りでの約4%を大きく上回りました

区画規模を最適化してお客様のコストを削減
- 実際の状況: あるお客様が16 m³の区画を予約しようと連絡しましたが、賃料の総額を見てためらいました
- STOWの分析: STOWは契約を急がせるのではなく、実際の物品リストを見直し、必要なのは3 m³〜5 m³の区画で十分と判断しました(家庭用の段ボール25〜40箱分に相当。1〜23 m³の区画サイズのご案内を参照)。そして、自宅により近い施設の月単位の柔軟プランへの変更を提案しました
- 結果: お客様はこのやり取りを「とても役に立った」と評価して素早く調整案に同意し、STOWは数秒でシステム上の予約を更新しました
予算が限られたお客様を成約につなげる
- 実際の状況: ある学生が個人の荷物を1か月間保管したいと考えていましたが、費用が心配で、どの方法を選べばよいか分かりませんでした
- STOWの分析: システムは、予算に合う方法として共有/バレット保管モデル(共用棚・フルサービス保管を参照)をすぐに提案し、集荷の手順を説明して、積み込み用の車両の手配も支援しました
- 結果: 最初の料金の問い合わせが、完了した予約につながりました
4. AIの波に乗る中小企業への5つの教訓
ケーススタディは5つの教訓を示しています。現実のボトルネックから始め、AIを業務フローに組み込み、事業成果で測り、価値が生まれる場面に人を置き、学び続けてアップグレードすることです。
- 技術からではなく現実のボトルネックから始める: 「どこにAIを使えるか」と問わないでください。より良い問いは「お客様や従業員が繰り返し困り、時間を失っているのはどの工程か」です
- AIを実際の業務フローの奥深くに組み込む: 強力なAIツールも、企業が日々どう動くかとは切り離されていると、ほとんど価値を生みません。STOWが成果を出せるのは、MyStorageのサービスの流れにそのまま組み込まれているからです
- AIとのやり取りの数ではなく事業成果で測る: ボットとの会話数は表面的な指標にすぎません。成約率、応答時間、削減できた労働時間、お客様満足度こそが本当の物差しです
- 価値が生まれる接点には人を置く: AIの目的は人を排除することではありません。STOWが繰り返しのやり取りを担うことで、専門スタッフは共感、交渉、深い相談が必要なケースに集中できます
- 作り、学び、改善し続ける: 完璧な製品ができるのを待ってから使う必要はありません。実際のお客様とのやり取りが例外的なケースを浮き彫りにし、そのデータがシステムをアップグレードする最も貴重な材料になります

5. EMIA、ESGへの取り組み、2027年の拡大計画
EMIAのAFMFファンドは2025年10月にMyStorageへ成長資金を投じ、保管容量は4倍に拡大しました。2026年末時点でMyStorageはセルフストレージ施設7か所と集荷・配送型の保管施設1か所を運営し、ESGへの取り組みと2027年の拡大を準備しています。
現地の起業家の革新精神を信じて
MyStorageの成長の背後には、Emerging Markets Investment Advisers(EMIA)の存在があります。EMIAは2009年に設立された民間の投資運用会社で、東南アジアのフロンティア市場と新興市場に特化し、累計の運用資産は約1億4,000万USDです。EMIAのCEO兼共同創業者であるJoshua Morris氏は、ケーススタディの序文で次のように述べています。
「EMIAの使命は、東南アジアで強靭で、市場をリードし、前向きなインパクトを生み出す中小企業の育成を支援することです。私たちは、自らの業界を作り変えようとする志を持つ起業家と常に歩みたいと考えています。AIの可能性を実際の事業成果に変えることは、とりわけ巨額の技術予算を持たない中小企業にとって、いまも大きな挑戦です。明確で測定可能な成果に裏付けられたMyStorageの前進は、中小企業が従来の働き方に挑む勇気を持てば何を成し遂げられるかを示す、心強い証です。」
2025年10月、EMIAのASEANフロンティア市場ファンド(AFMF)はMyStorageに成長資金を投じました。これはこのファンドにとってベトナム初の投資です。資金を受け入れて以来、MyStorageの保管容量は4倍に拡大しました。2026年末時点で、同社は近代的なセルフストレージ施設7か所と集荷・配送型の保管施設1か所を運営し、2027年のさらなる拡大計画に備えています。次の動画では、MyStorageがお客様との信頼をどう築いているかを紹介しています。
成長を環境・社会(ESG)の価値と結びつける
- 環境・社会管理システム(ESMS)の標準化: 同社は2026年中にESMSの枠組みを完全に導入し、国際基準に沿って運営上のリスクをきめ細かく管理する準備を進めています
- 海上輸送用コンテナのリサイクル: 使用済みコンテナを頑丈な保管モジュールに改造し、産業用資材を再利用して建設時の排出を抑える取り組みです
- 屋根置き太陽光発電: 保管施設に太陽光パネルシステムを設置して国の電力網への依存を減らし、クール保管の運用における炭素排出の削減を目指します
STOWの高度化と外部の事業パートナーとの試験運用
- よりスマートな自動化: お客様が提供する実際の荷物の写真に基づく区画サイズの提案の質を高め、アフターケアのプロセスを改善します
MyStorageは、最初の外部法人のお客様パートナーとSTOWの試験運用(パイロット)を行う準備も進めています。まったく新しいビジネス環境でシステムがどこまで適応できるかを確かめ、MyStorageで得られた運営上の利点が他の関連サービス業界にも広げられるかを評価するためです。個人の保管ニーズに応えるスタートアップから出発したMyStorageは、スマートな空間ソリューションの先駆者としての地位を固めつつあり、お客様への理解、自社開発のAI、持続可能な発展の方向性の調和がベトナム企業にとっての鍵であることを示しています。
全文はMyStorageのLinkedInのレポート全文でご覧いただけます。

6. MyStorageのSTOW AIケーススタディに関するよくある質問
以下の質問では、STOW AIアシスタントとケーススタディの主な内容をすばやくご案内します。
STOWとは何ですか?
STOWは、MyStorageのエンジニア3名が自社開発したAIアシスタントで、倉庫管理システム、空き区画データ、カスタマーケアの業務フローとつながっています。STOWは持ち物を容積に換算し、空き区画を確認し、料金を案内し、集荷・配送の方法を説明し、予約情報を更新します。
STOWは相談スタッフに取って代わりますか?
いいえ。STOWは繰り返しのやり取りを担い、チームが法人のお客様対応、物流の調整、現地調査、共感や交渉が必要なケースに集中できるようにします。状況が複雑な場合や、お客様が人と話したい場合には、STOWは会話をスタッフに引き継ぎます。
EMIAとはどのような会社で、いつMyStorageに投資しましたか?
EMIAは2009年に設立された民間の投資運用会社で、東南アジアのフロンティア市場と新興市場に特化し、累計の運用資産は約1億4,000万USDです。EMIAのAFMFファンドは2025年10月にMyStorageへ成長資金を投じました。これはファンドにとってベトナム初の投資で、以来MyStorageの保管容量は4倍に拡大しています。
必要な保管スペースはどのように見積もれますか?
AI Size Estimatorツールで荷物の写真から容積を見積もるか、AIで収納サイズを計算する方法を読むか、無料見積もりを依頼して相談できます。
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